“被告”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひこく75.0%
ヒコク25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
原告(げんこく)だの被告(ひこく)だのといふ人(ひと)が頼(たの)み込(こ)んで來(き)たも多(おほ)くあつたれど、それを私(わたし)が一切(いつさい)受附(うけつ)けなかつたは、山口昇(やまぐちのぼる)といふ裁判官(さいばんくわん)の妻(つま)として、公明正大(こうめいせいだい)に斷(ことわ)つたのでは無(な)く
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
總(そう)じて他人(たにん)の艱難(かんなん)に對(たい)しては、事務上(じむじやう)、職務上(しよくむじやう)の關係(くわんけい)を有(も)つてゐる人々(ひと/″\)、例(たと)へば裁判官(さいばんくわん)、警官(けいくわん)、醫師(いし)、とかと云(い)ふものは、年月(ねんげつ)の經過(けいくわ)すると共(とも)に、習慣(しふくわん)に依(よ)つて遂(つひ)には其相手(そのあいて)の被告(ひこく)
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
自省(ジセイ)直(ナオ)ケレバ千万人(センマンニン)ト言(イ)エドモ、——イヤ、握手(アクシュ)ハマダマダ、ソノ楯(タテ)ノウラノ言葉(コトバ)ヲコソ、「自省(ジセイ)直(ナオ)カラザレバ、乞食(コジキ)ト会(ア)ッテモ、赤面狼狽(セキメンロウバイ)、被告(ヒコク)、罪人(ザイニン)、酒屋(サカヤ)ニ飛(ト)ビ込(コ)ム。」
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
出稼人(デカセギニン)根性(コンジョウ)ヤメヨ。袋(フクロ)カツイデ見事(ミゴト)ニ帰郷(キキョウ)。被告(ヒコク)タル酷烈(コクレツ)ノ自意識(ジイシキ)ダマスナ。ワレコソ苦悩者(クノウシャ)。刺青(イレズミ)カクシタ聖僧(セイソウ)。オ辞儀(ジギ)サセタイ校長(コウチョウ)サン。「話(ハナシ)」編輯長(ヘンシュウチョウ)。勝(カ)チタイ化(バ)ケ物(モノ)。笑(ワラ)ワレマイ努力(ドリョク)。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)