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螻
ふりがな文庫
“螻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けら
90.9%
おけら
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けら
(逆引き)
お
螻
(
けら
)
殿
(
どの
)
を、
佛
(
ほとけ
)
さん
蟲
(
むし
)
、
馬追蟲
(
うまおひむし
)
を、
鳴聲
(
なきごゑ
)
でスイチヨと
呼
(
よ
)
ぶ。
鹽買蜻蛉
(
しほがひとんぼ
)
、
味噌買蜻蛉
(
みそがひとんぼ
)
、
考證
(
かうしよう
)
に
及
(
およ
)
ばず、
色合
(
いろあひ
)
を
以
(
もつ
)
て
子供衆
(
こどもしう
)
は
御存
(
ごぞん
)
じならん。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
怜悧
(
れいり
)
に見えても
未惚女
(
おぼこ
)
の事なら、
蟻
(
あり
)
とも
螻
(
けら
)
とも
糞中
(
ふんちゅう
)
の
蛆
(
うじ
)
とも云いようのない人非人、利の
為
(
た
)
めにならば人糞をさえ
甞
(
な
)
めかねぬ
廉耻
(
れんち
)
知らず
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
螻(けら)の例文をもっと
(10作品)
見る
おけら
(逆引き)
「お次は相場の当る法、弁ずるまでもありませんよ。……
我人
(
われひと
)
ともに年中
螻
(
おけら
)
では
不可
(
いけ
)
ません、
一攫千金
(
いっかくせんきん
)
、お茶の子の朝飯前という……次は、」
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
螻(おけら)の例文をもっと
(1作品)
見る
螻
漢検1級
部首:⾍
17画
“螻”を含む語句
螻蛄
虫螻
螻蟻
虫螻蛄
一蟻螻
螻蟈
“螻”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
二葉亭四迷
柳宗悦
三遊亭円朝
泉鏡花
幸田露伴
若山牧水