“考證”の読み方と例文
新字:考証
読み方割合
かうしよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お螻(けら)殿(どの)を、佛(ほとけ)さん蟲(むし)、馬追蟲(うまおひむし)を、鳴聲(なきごゑ)でスイチヨと呼(よ)ぶ。鹽買蜻蛉(しほがひとんぼ)、味噌買蜻蛉(みそがひとんぼ)、考證(かうしよう)に及(およ)ばず、色合(いろあひ)を以(もつ)て子供衆(こどもしう)は御存(ごぞん)じならん。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
(三)第(だい)二の横穴(よこあな)に數人(すうにん)を合葬(がつそう)したるは主人(しゆじん)及(およ)び殉死者(じゆんししや)を入(い)れたりと解釋(かいしやく)せず。身分(みぶん)に格別(かくべつ)の隔絶(かくぜつ)なき武人(ぶじん)の、同日(どうじつ)の戰死者(せんししや)を合葬(がつそう)したる者(もの)と考證(かうしよう)す。
あとで、何(なに)かの書(しよ)もつで見(み)たのであるが、蛙(かへる)の名(な)は(かへる)(歸(かへ)る)の意義(いぎ)ださうである。……此(これ)は考證(かうしよう)じみて來(き)た。用捨箱(ようしやばこ)、用捨箱(ようしやばこ)としよう。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)