“蟲”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
むし97.4%
ムシ2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けら殿どのを、ほとけさんむし馬追蟲うまおひむしを、鳴聲なきごゑでスイチヨとぶ。鹽買蜻蛉しほがひとんぼ味噌買蜻蛉みそがひとんぼ考證かうしようおよばず、色合いろあひもつ子供衆こどもしう御存ごぞんじならん。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
『それはわかつてる、大方おほかたかはづむしぐらゐのものだらう』とつて家鴨あひるは『しかし、ぼくくのは大僧正だいそうじよううしたとふのだ?』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
オホキナ デンデンムシノ セナカニ ウマレタバカリノ チヒサナ デンデンムシガ ノツテ ヰマシタ。チヒサナ 小サナ スキトホルヤウナ デンデンムシデシタ。
デンデンムシ (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
「ボウヤ ボウヤ。モウ、アサダカラ、メヲ ダシナサイ。」ト、オホキナ デンデンムシガ ヨビマシタ。
デンデンムシ (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)