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索
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さが
ふりがな文庫
“
索
(
さが
)” の例文
樵夫
(
そま
)
を
僦
(
やと
)
ふて
僕
(
ぼく
)
を
索
(
さが
)
す、
此
(
この
)
暗
(
くら
)
い
溪底
(
たにそこ
)
に
僕
(
ぼく
)
の
死體
(
したい
)
が
横
(
よこたは
)
つて
居
(
ゐ
)
る、
東京
(
とうきやう
)
へ
電報
(
でんぱう
)
を
打
(
う
)
つ、
君
(
きみ
)
か
淡路君
(
あはぢくん
)
か
飛
(
と
)
んで
來
(
く
)
る、そして
僕
(
ぼく
)
は
燒
(
や
)
かれてしまう。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
散々
索
(
さが
)
しまわったお石が、とうとうそれを見つけ出して、何ぞのときの用心にと、肌身離さず持っていようなどとは、夢にも知らなかった。
禰宜様宮田
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
私は隣室から二人の樣子を伺ひながら、よくもあんなに女のあらゆる角度を
索
(
さが
)
してからかはれたものだと感じ入つた。
榛名
(旧字旧仮名)
/
横光利一
(著)
が、彼の頭脳は、以上のすべてを別として、ほかに自分を正当づける理由を
索
(
さが
)
すのに、さして困難はしなかった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
困りしは立像刻む程の大きなる
良
(
よき
)
木なく百方
索
(
さが
)
したれど見当らねば厚き
檜
(
ひのき
)
の大きなる古板を与えぬ。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
云
(
い
)
ひながらも
王樣
(
わうさま
)
は、
名簿
(
めいぼ
)
を
彼方此方
(
かなたこなた
)
と
索
(
さが
)
して
居
(
を
)
られました、ところで
愛
(
あい
)
ちやんは、
次
(
つぎ
)
なる
證人
(
しようにん
)
が
何
(
ど
)
んなのだらうかと
頻
(
しき
)
りに
見
(
み
)
たく
思
(
おも
)
ひながら、
凝
(
じつ
)
と
白兎
(
しろうさぎ
)
を
瞻戍
(
みまも
)
つて
居
(
ゐ
)
ました、が
軈
(
やが
)
て
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
母親は呉と相談して女の居所を探したが、名もわからなければ家もわからないので、その年恰好の容色の佳い女のいそうな家を聞きあわして、それからそれと
索
(
さが
)
してもどうしても解らなかった。
嬰寧
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
十兵衛と呼ばれたのは、二十四、五歳の
白皙明眸
(
はくせきめいぼう
)
な青年で、書庫の書棚から、本でも
索
(
さが
)
し出していたところか、数冊の書を手にかかえながら、その窓口に、半身を見せていた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“索”の意味
《名詞》
(サク)縄。綱。
(出典:Wiktionary)
索
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
“索”を含む語句
探索
詮索
捜索
搜索
鈴索
索条
蕭索
輪索
索具
索綱
高加索
錨索
穿索
索寞
摸索
索引
索麪
不空羂索
鞭索
曳索
...