“捜索”のいろいろな読み方と例文
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読み方割合
そうさく78.6%
さうさく7.1%
さがし7.1%
さぐり7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして、世界じゅうの人々が知っているのに、宮中の人たちだけが知らない、ふしぎなナイチンゲールの捜索そうさくがはじまったのです。
清人せいひと顧炎武こえんぶ亭林遺書中ていりんゐしよちゆうる〔金石文字記あるひは〔碑文摘奇ひぶんてきき(藤花亭十種之一)あるひは楊霖竹菴やうりんちくあんが〔古今釈疑しやくぎ中の字体じていなど通巻つうくわんへん捜索さうさくしたれどもきやうの字なし。
私だって、実際生存ながらえていようとは考えないが、随分その当時、表向きに騒いで、捜索さがしもしたもんだけれども、それらしい死骸も見附からないで、今まで過去すぎさったんだ。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「あなたの方が姉さんよ」と藤尾は向うで入れる捜索さぐりの綱を、ぷつりと切って、さかさまに投げ帰した。糸子はまだ悟らぬ。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)