“檸檬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れもん42.9%
レモン35.7%
シトロン14.3%
リモネ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腦髓は煑沸し盡し唯僅かに頭蓋の底部に檸檬れもん大ほどの小さなかすの塊が殘つてゐた。それはカリ/\になつてゐて觸れるとまだ温かつた。
無法な火葬 (旧字旧仮名) / 小泉八雲(著)
檸檬レモン檳榔樹びんろうじゅの実・汁を含んだ蕃爪樹ばんそうじゅ・膚の白い巨大なココナッツ・椰子玉菜・多液性のマンゴステン・土人はこれで身代を
暖い太陽の下では枝もたわわに檸檬シトロンが色づき、背景には雪の山頂をきらめかすアルプスの連峰、コルクと松の木の生えたサント・オノラの朱色の岩は、紫紺色の海にその容脚あしを浸し
常の衣の上に粗𣑥あらたへ汗衫じゆばんを被りたるが、そのさんの上に縫附けたる檸檬リモネからは大いなるぼたんまがへたるなり。肩とくつとには青菜を結びつけたり。