“眼白”の読み方と例文
読み方割合
めじろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぽかぽかと日あたりのよい縁側に、猫が四五匹、雪見燈籠の笠のうえに、鳥籠があって、二羽の眼白めじろがしきりに鳴いている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
もっとも女はその場に一人しかいなかったが、ぐるりと眼白めじろ押しに取り巻いて、めいめい勝手にお好み焼を焼いていた。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
百舌鳥もず、鶯、眼白めじろ頬白ほおじろ等を数ふるに過ぎぬ。
沼津千本松原 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)