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しら
ふりがな文庫
“
査
(
しら
)” の例文
この疫病の原因が
査
(
しら
)
べられたが、さうすると次ぎ/\と色々な事實が現はれて來た爲めに世間の人々の憤怒は極度に達したのである。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
それから
早速
(
さっそく
)
人
(
ひと
)
を
依
(
たの
)
んで、だんだん
先方
(
せんぽう
)
の
身元
(
みもと
)
を
査
(
しら
)
べて
見
(
み
)
ると、
生憎
(
あいにく
)
男
(
おとこ
)
の
方
(
ほう
)
も
一人
(
ひとり
)
息子
(
むすこ
)
で、とても
養子
(
ようし
)
には
行
(
ゆ
)
かれない
身分
(
みぶん
)
なのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
最初の氷は特に興味あり、完全なもので、堅く黒っぽく透明で、水の底の浅いところを
査
(
しら
)
べて見るのに絶好な機会をあたえた。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
男は刃わたりを手のひらで
査
(
しら
)
べたときに、
漸
(
や
)
っと女が俵のなかにあることを言ったことを考え、ぎっくりして顔いろまで、変えて女を見つめた。
香爐を盗む
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
不運
(
ふうん
)
な
人達
(
ひとたち
)
が
臥
(
ね
)
ておりゃる
地盤
(
グラウンド
)
だけは
善
(
よ
)
う
見
(
み
)
えるが、
此
(
この
)
不運
(
ふうん
)
の
眞
(
ほん
)
の
原因
(
グラウンド
)
は、よう
査
(
しら
)
べて
見
(
み
)
ぬうちは
分
(
わか
)
らぬわい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
▼ もっと見る
詩人はその題のために動さるゝこと
莫
(
なか
)
れ。その心は冷なること氷の如くならんを要す。その心の生ずるところをば、先づ刀もて
截
(
き
)
り碎き、一片々々に
査
(
しら
)
べ視よ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
その
然
(
しか
)
る
所以
(
ゆえん
)
は、各自バイブルに
就
(
つ
)
きて
査
(
しら
)
ぶれば明瞭となるであろう。一例を挙げれば、かのイシアの啓示などがそれである。何と彼自身の個性の匂いが強烈なことであろう。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
で、仏元は廷珸のところへ往って、雲林を返して下さいというと、廷珸は承知して一幅を返した。一幅は何も
彼
(
か
)
も
異
(
ことな
)
ってはいなかった。しかし仏元は隠しじるしのあり
処
(
どころ
)
についてその有無を
査
(
しら
)
べた。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
美伃 妾? 母さんと衣装
査
(
しら
)
べに。
華々しき一族
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
長いあいだ何にももったことのないように見える人々でさえ、よくよく
査
(
しら
)
べてみると、誰かの納屋にいくらかを貯えているのを見出すであろう。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
その
点
(
てん
)
は
充分
(
じゅうぶん
)
お
含
(
ふく
)
みを
願
(
ねが
)
って
置
(
お
)
きます。
機会
(
きかい
)
がありましたら、
誰
(
だれ
)
かの
臨終
(
りんじゅう
)
の
実況
(
じっきょう
)
を
査
(
しら
)
べに
出掛
(
でか
)
て
見
(
み
)
ても
宜
(
よろ
)
しうございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
自分の心の
裡
(
うち
)
を眺め、その思想や感情を
査
(
しら
)
べ、
果
(
はて
)
しのない
埓
(
らち
)
のない、想像の荒野の中を
逍遙
(
さまよ
)
つてゐるのを嚴格な手で安全な常識の
檻
(
をり
)
の中につれ歸らうと努力した。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
領主 あくまでも
手
(
て
)
を
盡
(
つく
)
して
此
(
この
)
虐殺
(
ぎゃくさつ
)
の
所因
(
しょいん
)
を
査
(
しら
)
べい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
さてこの
天狗
(
てんぐ
)
と
申
(
もう
)
すものの
性来
(
せいらい
)
——これはどこまで
行
(
い
)
っても
私
(
わたくし
)
どもには
一
(
ひと
)
つの
大
(
おお
)
きな
謎
(
なぞ
)
で、
査
(
しら
)
べれば
査
(
しら
)
べるほど
腑
(
ふ
)
に
落
(
お
)
ちなくなるようなところがございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「蝋燭を持つて參りますわ。そして
後生
(
ごしやう
)
ですからお起きになつて下さいまし。誰かゞ何か
企
(
たく
)
らんだのです。何事だかまた誰の
仕業
(
しわざ
)
だか、お
査
(
しら
)
べになるのに早過ぎはしまいと思ひます。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
査
常用漢字
小5
部首:⽊
9画
“査”を含む語句
巡査
調査
捜査
査公
検査
檢査
巡査様
地質調査
査證
査列斯
山査子
徴兵検査
踏査
大捜査
身体検査
調査物
土性調査
検査場
審査員
齋藤巡査
...