呉起ごき)” の例文
呉起ごきここおいて、さんとほつし、つひ其妻そのつまころし、もつせいくみせざるをあきらかにす。つひもつしやうとなす。しやうとしてせいめ、おほいこれやぶる。
呉起ごきしんを討ち五城を抜かんとして出征した陣中での事。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武侯の中流呉起ごきが立策
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
きみつて呉起ごきして(一〇二)ともかへり、すなは(一〇三)公主こうしゆをしていかつてきみかろんぜしめよ。呉起ごき公主こうしゆの・きみいやしむをば、すなはかならせん
しやうき、(八九)田文でんぶんしやうとせり。呉起ごきよろこばず。田文でんぶんつていは(九〇)こうろんぜん、ならんか』と。田文でんぶんいはく、『なり』と。