“呉服店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごふくみせ50.0%
ごふくてん40.0%
ごふくや10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、呉服店ごふくみせのおかみさんが、しんせつに、まっていったらというのをきかずに、停車場ていしゃばかえして、出立しゅったつしたのでした。
真吉とお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
唐物屋とうぶつやだの呉服店ごふくてんなどに、どんなにきれいなものがかざってあっても、今の清造にはなんの興味きょうみもありません。金物屋かなものや桶屋おけやはそれ以上に用のないものでした。
清造と沼 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)
料理茶屋の物を盗む前にう通り御霊ごりょうの植木見世みせで万引と疑われたが、疑われるはずだ、緒方の書生は本当に万引をして居たその万引と云うは、呉服店ごふくや反物たんものなんど云う念のいった事ではない
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)