“前足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まえあし60.0%
まへあし40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その太陽たいようのにおいをなつかしむように、わたくしは、ごろりとからだをなげだしました。ペスも、かたわらへ、前足まえあしをのばして、うずくまりました。
どこかで呼ぶような (新字新仮名) / 小川未明(著)
長いはなづらを前足まえあしの上にのせたかとおもうと、たちまち、ぐうぐうねこんでしまったのです。
一廻ひとまはりくるりとにまはつて前足まへあしをついて、棒杭ばうぐひうへつて、お天気てんきるのであらう、仰向あをむいてそらた。れるといまにくよ。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
おそろしくおほきないぬころが、おほきなまるをしてあいちやんを見下みおろしてました、あいちやんにさわらうとして前足まへあしを一ぽんおそる/\ばして。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)