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𤾂城
ふりがな文庫
“𤾂城”の読み方と例文
読み方
割合
えんじょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんじょう
(逆引き)
思い合せれば、
𤾂城
(
えんじょう
)
の勝ち
軍
(
いくさ
)
が、すでに今日の敗因を
醸
(
かも
)
していたものです。部下の端までが、あまりに勝ちに
驕
(
おご
)
って、敵を甘く見くびり過ぎた結果でしょう。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところが、呉軍十万の圧力のもとに、前衛の
𤾂城
(
えんじょう
)
は
一支
(
ひとささ
)
えもなく
潰
(
つい
)
えてしまった。洪水のような快足をもって、敵ははや、この合淝へ迫ると、急を告げる早馬は、
櫛
(
くし
)
の歯をひくようだった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それにしても
𤾂城
(
えんじょう
)
ひとつ落すために払った犠牲はかなりなものであった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
𤾂城(えんじょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
𤾂
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画