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ゼロ
ふりがな文庫
“
0
(
ゼロ
)” の例文
そして
0
(
ゼロ
)
年生が幼稚園からお客をするのを見物した。初め、「子供が来たら、どんな順序でやろう? どの唱歌をうたおう?」
日記:16 一九三〇年(昭和五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「あ、あそこへ子供が大きな輪を廻しながらやって来る! さ、御両氏、急いで
0
(
ゼロ
)
へお
賭
(
は
)
りなさい! できるだけ沢山に!」
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
聴講者
0
(
ゼロ
)
の講演会場で、母と二人のみ在ったあの日、どうして、三十万の人々の顔を想像できたであろう。
聴衆0の講演会
(新字新仮名)
/
中井正一
(著)
答は
0
(
ゼロ
)
だ。答、0、と書いたが、
若
(
も
)
し間違っていたら、またこないだみたいに侮辱されると思ったから、答、0デショウ、と書いた。すると、たぬきは、わははと笑った。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
○
0
(
ゼロ
)
年生の子供23人ばかりある中に、男の子、飛行家になりたいというの四人、赤軍一人、技師(一人)、工場労働(数人)、ショッフョール〔運転手〕(数人)。
日記:16 一九三〇年(昭和五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)