“鼠輩”の読み方と例文
読み方割合
そはい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以てはえを追うような、もったいないことはなさらないでください。彼が如き鼠輩そはいを追うには、私でたくさんです。私をおつかわし下さい
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
余輩は区々たる一二鼠輩そはいを相手に論議する事を好まずと雖も、陋劣なる平凡主義者の実例として更にいささか記する処なき能はず。
警戒すべき日本 (新字旧仮名) / 押川春浪(著)
玄徳、孔明の鼠輩そはいだ。いや、この大陸大江に拠って生ける者としては、彼らの存在など鼠輩というもおろか、目高めだかのようなものでしかあるまい。いわんやこの曹操の相手としては
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)