“黷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けが33.3%
ケガ33.3%
ドク33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
併し此の福を惜む工夫が無ければ、武をけがすに至る。武田勝頼は弱將や愚將ではなかつた。たゞ惜福の工夫に缺けて、福を竭し禍を致したのである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
機務キム蠧害トガイシテ、朝廷ノ政事ヲケガス」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然ルニ近日、コノ「選択集センジャクシュウ」ヲ披閲ヒエツスルニ、悲嘆甚ダ深シ。名ヲ聞キシ初メハ、聖人ノ妙釈ミョウシャクライサントヨロコビ、巻ヲヒラクノ今ハ恨ム、念仏ゾ真宗ヲドクセシコトヲ。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)