トップ
>
鴨猟
>
かもりょう
ふりがな文庫
“
鴨猟
(
かもりょう
)” の例文
またそこには幅六尺ばかりの水路が縦横に
切拓
(
きりひら
)
いており、秋から冬にかけて葦刈りや
鴨猟
(
かもりょう
)
の舟が往来した。
葦
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「昨日
須崎
(
すさき
)
の
種田家
(
たねだけ
)
の別荘へ招待されて
鴨猟
(
かもりょう
)
をやった」と
五分刈
(
ごぶがり
)
の浅黒いのが答えた。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
伊東は愛する懐かしい人たちばかりで埋まった死人台帳に宝沢の名を書き込み、その日の日記の終わりに——宝沢法人、
鴨猟
(
かもりょう
)
のため、兜岩に赴き、暴風雨に遭難、
溺死
(
できし
)
す。享年四十二歳。
暴風雨に終わった一日
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
十一月下旬、大沼で
鴨猟
(
かもりょう
)
がおこなわれたとき、光辰は初めておたきを見た。
若き日の摂津守
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
鴨
漢検準1級
部首:⿃
16画
猟
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
“鴨猟”で始まる語句
鴨猟場