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髪結銭
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かみゆいせん
ふりがな文庫
“
髪結銭
(
かみゆいせん
)” の例文
其代り今じゃスッテンテンで、
髪結銭
(
かみゆいせん
)
も伯母さん済みませんがという始末ですのさ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
市村羽左衛門
(
いちむらうざえもん
)
との情話で名高い、新橋の洗い髪のお妻が、
髪結銭
(
かみゆいせん
)
もなく、仕方なしに、髪をあらったままで写した写真が百美人一等当選だったのを、美妙が六銭の入場料をはらって見て
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
小説だけは電車の中でも拾い読みをするほどであるが、その
他
(
ほか
)
には自分でも何が好きだかわからないと言っている位で、結局貸間の代と
髪結銭
(
かみゆいせん
)
さえあれば、強いて男から金など
貰
(
もら
)
う必要がない。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“髪結”で始まる語句
髪結
髪結床
髪結新三
髪結所
髪結職
髪結賃
髪結渡世