“馬道(めどう)” の例文
蒼ざめた月を仰ぎながら、二人は目見えのときに通った、広い馬道(めどう)を引かれて行く。階(はし)を三段登る。廊(ほそどの)を通る。廻(めぐ)り廻ってさきの日に見た広間にはいる。そこには大勢の人が黙って並んでいる。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
眠れる如くうつろひて、河添(かはぞひ)馬道(めどう)開けたり。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)