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香具
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かぐ
ふりがな文庫
“
香具
(
かぐ
)” の例文
「
香具
(
かぐ
)
山と
耳成
(
みみなし
)
山と会ひしとき立ちて見に来し
印南
(
いなみ
)
国原」(巻一・一四)という歌にも、この客観的な荘厳があったが、あれは伝説を歌ったので
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
其右に高くつゝ立つてゐる深緑は畝傍山。更に遠く日を受けてきらつく池は、
埴安
(
はにやす
)
の水ではないか。其側に平たい背を見せたのは、聞えた
香具
(
かぐ
)
山なのだらう。旅の女は、山々の姿を辿つてゐる。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“香具”の意味
《名詞》
香道で使用する道具や器具。
匂い袋や焚き物に使用する白檀や麝香などの香料。
(出典:Wiktionary)
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
“香具”で始まる語句
香具師
香具山
香具売
香具店