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饒舌家
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おしゃべり
ふりがな文庫
“
饒舌家
(
おしゃべり
)” の例文
正「イヤこれは何うも驚いた、
饒舌家
(
おしゃべり
)
だから
直
(
じき
)
にすっぱ抜きをして困る、大変なものを連れて来た、表徳さん下がろう」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
たいがい彼等は
饒舌家
(
おしゃべり
)
で、道楽者で、勇み肌で、堂々たる恰幅をしている。ノズドゥリョフは三十五歳にもなっていながら、まるで十九か二十の青年と変りがなく、至って
遊蕩
(
あそび
)
ずきであった。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
ええ、すてきな
饒舌家
(
おしゃべり
)
だの才子だのが。なんでも理解し、なんでも説明し、なんでも見のがし——何にも感じない、骨抜きのフランス人たちの間にはいって、私はまごついてしまいましたよ。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「そんなことは気にしないがいいです。君の国には
饒舌家
(
おしゃべり
)
がかなり多いから、ときどき黙り込む人に、たとい臆病さからでも、言い換えれば心ならずにでも、黙り込む人に出会うと、うれしいものです。」
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
饒
漢検1級
部首:⾷
21画
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“饒舌”で始まる語句
饒舌
饒舌娘
饒舌廻
饒舌箱
饒舌続
饒舌録
饒舌愛嬌