餓鬼振舞がきぶるま)” の例文
数ヵ所の大釜にかゆが煮てあった。餓鬼振舞がきぶるまいにあった飢民の大群は、そばへ矢が飛んできても前方で激戦のわめきが起っても、大釜のまわりを離れなかった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)