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飈々
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ひゅうひゅう
ふりがな文庫
“
飈々
(
ひゅうひゅう
)” の例文
十二月から三月一ぱいは、
夥
(
おびただ
)
しい霜解けで、草鞋か
足駄
(
あしだ
)
長靴でなくては歩かれぬ。
霜枯
(
しもが
)
れの武蔵野を乾風が
飈々
(
ひゅうひゅう
)
と吹きまくる。霜と風とで、人間の手足も、土の
皮膚
(
はだ
)
も、悉く
皹
(
ひび
)
赤
(
あか
)
ぎれになる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
飈
部首:⾵
21画
々
3画
“飈”で始まる語句
飈
飈風
飈弗