“頸動脉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいどうみゃく50.0%
けいどうみやく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頸動脉けいどうみゃくが断たれて、血がおびただしく出ている。火鉢の火には灰が掛けてうずめてある。電灯には血のあとが附いている。
心中 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
刄物は細刄ほそば匕首あひくち、首筋へ突つ立てて、頸動脉けいどうみやくを切つた上、肺まで刺した樣子、冷酷無殘な昆虫こんちうのやうな離れ業です。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)