韶州しょうしゅう)” の例文
杜が江西地方からかえって韶州しょうしゅうに来て、旅宿に行李こうりをおろすと、その宿には先客として貴公子然たる青年が泊まっていた。
明の陶宗儀の『輟耕録てっこうろく』二三に、優人わざおぎ杜生の話に、韶州しょうしゅうで相公てふ者と心やすくなり、その室に至って柱上に一小猴を鎖でつなげるを見るに狡猾こうかつらしい。