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韃靼
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だつたん
ふりがな文庫
“
韃靼
(
だつたん
)” の例文
韃靼
(
だつたん
)
人の槍よりも長い釣竿を握つて、息を
屏
(
つ
)
めて湿り勝な岩の上に坐り、一尾の魚も取らずに、平気で一日も居るのは、耐忍力ではありませんか。
新浦島
(新字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
むかし
韃靼
(
だつたん
)
人と
波斯
(
ペルシヤ
)
人とが幾年もにわたつて大戦争をしたことがあつた。
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
賢い馬は顔を見返して
嘶
(
いなゝ
)
いた。ワシリは、さすりながらかう云つた。「よしよし。待つてゐろ。今に外して遣る。あした又働いてくれなくてはならないぞ。あしたは
韃靼
(
だつたん
)
の馬と
駈競
(
かけくら
)
をするのだ。」
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
“韃靼(タタール)”の解説
タタール(Tatar, tt: татарлар)は、北アジアのモンゴル高原とシベリアとカザフステップから東ヨーロッパのリトアニアにかけての幅広い地域にかけて活動したテュルク系民族に対して用いられてきた民族総称である。日本では、中国から伝わった韃靼(だったん)という表記も用いてきた。
(出典:Wikipedia)
韃
漢検準1級
部首:⾰
22画
靼
漢検1級
部首:⾰
14画
“韃靼”で始まる語句
韃靼人
韃靼冬
韃靼形
韃靼服
韃靼臭