面作師おもてつくりし)” の例文
職人風情とさも卑しい者のように言われたが、職人あまたあるなかにも、面作師おもてつくりしといえば、世に恥かしからぬ職であろうぞ。
修禅寺物語 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
職人風情とも卑しい者のやうに云はれたが、職人あまたあるなかにも、面作師おもてつくりしといへば、世に恥しからぬ職であらうぞ。
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
全体、かの仮面めんは、名作か凡作か、素人しろうとの我々にはちっとも判りませんが、何でも名人の彫った名作でなければならぬ。その面作師おもてつくりしというのは、どんな人であったろう。
面作師おもてつくりし 夜叉王やしゃおう
修禅寺物語 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
面作師おもてつくりし 夜叉王やしやわう
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)