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電灯
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でんき
ふりがな文庫
“
電灯
(
でんき
)” の例文
旧字:
電燈
山の手寄りの駅の空では赤や緑の
電灯
(
でんき
)
が深紫の闇の中に煌々と二列に綴られていた。何かまたほうほうと
汽笛
(
ふえ
)
のけはいもした。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
されば午後の縁先なぞに向ひ合つて話をする若い女の白い顔が
電灯
(
でんき
)
の光に舞ふ
舞姫
(
バレヱ
)
のやうに染め出される事がある。
花より雨に
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
お、
電灯
(
でんき
)
は無論
点
(
つ
)
いているのである。それもコードがダラリと垂れ過ぎた。立ってひと結びくくりあげると、白い
陣笠
(
じんがさ
)
形の上の埃が両手にくっつく。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
摂政宮殿下の行啓を仰いで、ついその翌晩、お祭り気分の濃厚な、黄や
碧
(
あお
)
や赤やの色々の装飾の中で、実に鮮かに一斉に
電灯
(
でんき
)
が
点
(
つ
)
いた。それから五分とは経たなかろう。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
“電灯”の意味
《名詞》
電 灯(でんとう)
電気エネルギーを利用して照明を得る装置の総称。電気。
(出典:Wiktionary)
“電灯”の解説
電灯・電燈(でんとう)とは、電気を利用した照明の一般的な装置の総称。電気灯(でんきとう)あるいは単に電気などとも呼び、電源は商用電源や電池などが使用される。
(出典:Wikipedia)
電
常用漢字
小2
部首:⾬
13画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
“電灯”で始まる語句
電灯笠
電灯装飾