“電動機”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
モーター	66.7%
モートル	33.3%

モーター

百馬力の電動機（モーター）を二つも廻しているし、そして狩太をその研究所の根拠地にしているという話をしたら、大分驚かれた様子であった。

小さい機縁 (新字新仮名) ／ 中谷宇吉郎(著)

パッカースンはいよいよ交流高周波発電機の廻転を三千七百五十にして周波を五百サイクル、電圧を百ボルトに引き上げるべく、さっきからインターロック電動機（モーター）の手入れに忙しい。

令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) ／ 橘外男(著)

モートル

もう電動機（モートル）も電線も鳴る

春と修羅　第二集 (新字旧仮名) ／ 宮沢賢治(著)

“電動機”の意味

《名詞》
電動機（でんどうき）

電力によって回転する機械で、電気エネルギーを運動エネルギーに変換する装置。モーター。
(出典:Wiktionary)

“電動機”の解説

電動機（でんどうき、en: Electric motor）とは、電気エネルギーを力学的エネルギーに変換する電力機器、原動機の総称。モーター、電気モーターとも呼ばれる。
一般に、磁場（磁界）と電流の相互作用（ローレンツ力）による力を利用して回転運動を出力するものが多いが、直線運動を得るリニアモーターや磁場を用いず超音波振動を利用する超音波モータなども実用化されている。静電気力を利用した静電モーターも古くから知られている。
なお、本来、「モータ(ー)」("moter")という言葉は「動力」を意味し、特に電動機に限定した用語ではない。それゆえ、何らかの動力の役割を果たす装置は、モーターと形容されることもよくある（ロケットモーターなど）。
(出典:Wikipedia)

電	常用漢字 小２ 部首:⾬ 13画
動	常用漢字 小３ 部首:⼒ 11画
機	常用漢字 小４ 部首:⽊ 16画