雲母光きららびか)” の例文
振返れば、琵琶びわうみもひとめの高さ。けれど、一輪の月以外は、一色である。雲母光きららびかりの夜霧の海である。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)