雪薄ゆきすゝき)” の例文
これは一切の係累を絶つて、不幸なる綱宗に一身を捧げようと云ふ趣意であつた。綱宗もそれを喜んで、品に雪薄ゆきすゝきの紋をつたさうである。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)