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雪白
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せつぱく
ふりがな文庫
“
雪白
(
せつぱく
)” の例文
これらの
幽遠
(
いうゑん
)
な周圍のなかに、影が高く立ち、積み夜具と枕に、
雪白
(
せつぱく
)
のマルセイユ木綿の
上掛
(
うはが
)
けが白く光つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
立派な縣廳、陰氣な師範學校、石割櫻で名高い裁判所の前を過ぎて、四辻へ出る。と、
雪白
(
せつぱく
)
の衣を着た一巨人が、地の底から拔け出た樣にヌッと立つて居る。——
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
雪白
(
せつぱく
)
の翼を拡げたる大鳥二つ
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
噫、
然
(
さう
)
だ、然だつけ、と思ふと、此過去の幻の如き巨人が、
怎
(
どう
)
やら搖ぎ出す樣に見えた。が、矢張動かなんだ、地から生え拔いた樣に微塵も動かなんだ、秋天一碧の下に
雪白
(
せつぱく
)
の衣を著て突立つたまま。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
真珠を飾つた
雪白
(
せつぱく
)
の絹で
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“雪白”で始まる語句
雪白々々