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雪形
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ゆきがた
ふりがな文庫
“
雪形
(
ゆきがた
)” の例文
初夏の空に輝く山脈の主峯に、雪消の岩と偃松で黒々と描き出す奔馬の姿は、実に印象的で、おそらく
雪形
(
ゆきがた
)
中の傑作であろう。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
その中の最大なのがいわゆる「白鳥」の雪で、右向きに翼を収めた偉大な姿だが、山麓からは見えないから、農事に関する真の
雪形
(
ゆきがた
)
とは言えまい。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
“雪形”の解説
雪形(ゆきがた)とは、日本各地において、山腹に岩肌と積雪が織り成す模様を人が何かの形に見立てて名づけたものの総称。山の名前がその形にちなむ場合もしばしばで、また農事暦として農作業開始の目安に用いられることも多かった。かつてはそれぞれ固有の呼び名で呼び習わされているのみでそれらを総称する語は無かったが、昭和期に「雪形」という語が広まった。ただ、一般へ認知の広まりとは裏腹に、気象予測の発達にともない農事暦としての役割は薄れていった。
(出典:Wikipedia)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“雪”で始まる語句
雪
雪崩
雪駄
雪洞
雪隠
雪解
雪白
雪踏
雪舟
雪沓