雙手りょうて)” の例文
新字:双手
村の男は、なにを生意気なと思ったが、本気になって小供の対手になるのも大人気ないので、そのまま往こうとすると、小供は雙手りょうてを拡げて立ち塞がるようにする。
村の怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)