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雉六
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きじろく
ふりがな文庫
“
雉六
(
きじろく
)” の例文
そういう妾もその昔はマドリド司僧にお仕え申した
雉六
(
きじろく
)
の妻お霜という者、互いに素姓の解かった上は、お世話も出来ずされもしますまい。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
家来の
雉六
(
きじろく
)
は冠者を背負って、難を遁がれて逃亡したが、その後九州西国の方へ渡り、養育をしているうちに、冠者は次第に成長し、紅毛人とも親しくなり、
吉利支丹
(
キリシタン
)
の秘法を修得し
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
良人
(
おっと
)
の
雉六
(
きじろく
)
は男のお子様——その時三歳のお兄様の
御嶽丸
(
みたけまる
)
様を背中に負って、この私とは別れ別れに、どこともなく落ちて行きましたが、その後一度の音沙汰もないのは途中で討手に捕まったのか
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
雉
漢検1級
部首:⾫
13画
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
“雉”で始まる語句
雉子
雉
雉子町
雉猫
雉笛
雉子橋
雉鳩
雉名鳴女
雉岡
雉毛