“雀萱”の読み方と例文
読み方割合
すずめがや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
台石の隙間から雀萱すずめがやがもえだしてやさしく風に揺れ、崩れ残った煉瓦のチムニーや円柱はよろめくような長い影をひき、零落の気品にみちた、えもいわれぬ朝景色だった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)