“隠売女”の読み方と例文
読み方割合
かくしばいじょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「奥山の茶見世ちゃみせなぞは昔からからぬ処ときまったものではないか。今更隠売女かくしばいじょの一人や二人召捕えた処で仕様もあるまい。」
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
今度は入違いれちがい伝法院でんぽういん御役僧おやくそう町方まちかたの御役人衆とがおいでになり、お茶屋へ奉公する女中たちはこれから三月中みつきうちに奉公をやめて親元へ戻らなければ隠売女かくしばいじょとかいう事にいたして
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)