障子襖しょうじふすま)” の例文
殊に私の起臥きがしていた書院造りの八畳は、日当りこそ悪いうらみはあったが、障子襖しょうじふすまもほどよく寂びのついた、いかにも落着きのある座敷だった。
疑惑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)