“隆蔭”の読み方と例文
読み方割合
たかかげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真夏のさかり、四条大納言隆蔭たかかげの青侍が二人、近くを通りかけて、木蔭から炎天下の土木の工を見ていたが、つい実感に余ってか、しゃべりしゃべり立ち去りかけた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)