“隅田宿”の読み方と例文
読み方割合
すみだじゅく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隅田宿すみだじゅくの方から流れてくるこの大河は満々として広かった。下総しもうさ寄りの岸の方には、鬱蒼うっそうとした森が折り重なり、河水に樹の根の洗われている辺りは、水もまっ蒼な日陰のとろになっている。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)