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陸蒸気
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おかじょうき
ふりがな文庫
“
陸蒸気
(
おかじょうき
)” の例文
当時俚人は
陸蒸気
(
おかじょうき
)
だといって魂消た。岩手県
二戸
(
にのへ
)
郡大野村などでは、大野中ほどに陸蒸気出来た、おまえ船頭でわし乗るべ、というような俗謡まで、できたほどである。
東奥異聞
(新字新仮名)
/
佐々木喜善
(著)
むしろ彼等は、西洋の
陸蒸気
(
おかじょうき
)
に乗って旅することを、無限の詩的に考えていた。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
(その実、先生もどうだか)このごろ異国のやつらは蒸気車というやつをこしらえやがったぜ、つまり
陸蒸気
(
おかじょうき
)
さ——黒船を
陸
(
おか
)
へ上げて蒸気の力で車を走らせようというんだから変ってらあな
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“陸蒸気”の解説
陸蒸気(おかじょうき)は、明治時代に呼ばれた「蒸気機関車」の俗称である。
(出典:Wikipedia)
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
蒸
常用漢字
小6
部首:⾋
13画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“陸蒸”で始まる語句
陸蒸汽