トップ
>
闊達
>
くわつたつ
ふりがな文庫
“
闊達
(
くわつたつ
)” の例文
古
(
いにしへ
)
より英明の主、威徳宇宙に
溥
(
あまね
)
く、万国の
帰嚮
(
ききやう
)
するに至る者は、其
胸襟
(
きやうきん
)
闊達
(
くわつたつ
)
、物として
相容
(
あひい
)
れざることなく、事として取らざることなく、其仁慈化育の心、天下と異なることなきなり。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
闊達
(
くわつたつ
)
な主人の萬兵衞は、自分のせゐで家族や奉公人達まで滅入り込ませるのは氣の毒と思つたか、今年は一つ出入りの者を皆んな呼んで、存分に賑やかな花見をしようと言ひ出したのです。
銭形平次捕物控:108 がらツ八手柄話
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大家の主人らしい
闊達
(
くわつたつ
)
さのうちにも、諦め兼ねた
愁悶
(
しうもん
)
が太い眉を曇らせます。
銭形平次捕物控:239 群盗
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“闊達”の意味
《名詞》
闊達(かったつ)
度量が大きく、物事に拘らないこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
闊
漢検1級
部首:⾨
17画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“闊達”で始まる語句
闊達無碍