“閑人達”の読み方と例文
読み方割合
かんじんたち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数日後、子路がまた街を歩いていると、往来の木蔭こかげ閑人達かんじんたちさかんに弁じている声が耳に入った。それがどうやら孔子の噂のようである。——むかし、昔、と何でもいにしえかつぎ出して今をおとす。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)