カギ)” の例文
後の社のカギ取りとも、奏者とも言ふべき狐を、命婦と言うたことも、神にあやかつての性的称呼と見るべきで、後三条の延久三年、雌雄両狐に命婦の名を授けられたなど言ふ話は、こじつけとは言へ
狐の田舎わたらひ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)