“鑰打”の読み方と例文
読み方割合
やくう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗右衛門は家から蝋燭ろうそくを一抱へ持つて来て、手当り次第、仏前に燈明とうみょうを上げて見た。太い南天を見付けて来ては、切り刻んだり磨いたりして何本かの鑰打やくうちを造つた。
老主の一時期 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)