鍬入くわい)” の例文
木曾川が逆流して五条川があふれる、といったような不便から、最寄もよりの地を物色して、ここへ鍬入くわいれをしただけの理由だろうと思う、ここでなければならんという要害の地とも思われないね
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)