トップ
>
鉄之丞
>
てつのじょう
ふりがな文庫
“
鉄之丞
(
てつのじょう
)” の例文
旧字:
鐵之丞
親戚
(
しんせき
)
の小林
鉄之丞
(
てつのじょう
)
が訪ねて来た。だらだら坂で、汗をかいたとみえ、少し息を
喘
(
き
)
って
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのほかには
鉄之丞
(
てつのじょう
)
、
弥五郎
(
やごろう
)
という二人の若党と、かの権次、権六という二人の奴と門番の
与次兵衛
(
よじべえ
)
と、上下あわせて七人の男世帯で、鬼のような若党や奴どもが寄り集って三度の飯も炊く
番町皿屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
露八の叔父の小林
鉄之丞
(
てつのじょう
)
は、病死したというし、露八には貞淑であったのに露八は
情
(
つれ
)
なくばかりしていた嫁の照子も、実家の石川家へもどったまま、その後は、居所すらも知る人はないとのこと。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
丞
漢検準1級
部首:⼀
6画
“鉄之”で始まる語句
鉄之助
鉄之助利行