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金三
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きんぞう
ふりがな文庫
“
金三
(
きんぞう
)” の例文
今年
七歳
(
しちさい
)
の良平は生まれた家の台所に早い
午飯
(
ひるめし
)
を
掻
(
か
)
きこんでいた。すると隣の
金三
(
きんぞう
)
が汗ばんだ顔を光らせながら、何か大事件でも起ったようにいきなり流し元へ飛びこんで来た。
百合
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
翌朝
(
よくあさ
)
二人は約束通り、一しょに
百合
(
ゆり
)
のある麦畑へ来た。百合は赤い芽の先に露の玉を保っていた。
金三
(
きんぞう
)
は右のちんぼ芽を、
良平
(
りょうへい
)
は左のちんぼ芽を、それぞれ爪で
弾
(
はじ
)
きながら、露の玉を落してやった。
百合
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
金三
(
きんぞう
)
のやつも心配ずら。」
百合
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“金三”で始まる語句
金三郎