“野掛”の読み方と例文
読み方割合
のがけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川崎の大師へ参詣かたがた……は勿体ないが、野掛のがけとして河原で一杯、茶飯と出ようと、四谷よつや辺の大工左官など五六人。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と是からおまんまを喫べさせて帰しました。さて秋月喜一郎は翌日野掛のがけ姿なりになり、弁当を持たせ、家来を一人召連れてばゞアの宅を尋ねてまいりました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)