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醇粋
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いつぽんぎ
ふりがな文庫
“
醇粋
(
いつぽんぎ
)” の例文
諸仏菩薩も御許しあれ、生雲塔の
頂上
(
てつぺん
)
より直ちに飛んで身を捨てむ、投ぐる五尺の
皮嚢
(
かはぶくろ
)
は潰れて醜かるべきも、きたなきものを盛つては居らず、あはれ
男児
(
をとこ
)
の
醇粋
(
いつぽんぎ
)
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
と此方の心が
醇粋
(
いつぽんぎ
)
なれば
先方
(
さき
)
の気に触る言葉とも斟酌せず推返し言へば、爲右衞門腹には我を頼まぬが憎くて
慍
(
いか
)
りを含み、
理
(
わけ
)
の解らぬ男ぢやの、上人様は
汝
(
きさま
)
ごとき職人等に耳は仮したまはぬといふに
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
醇
漢検準1級
部首:⾣
15画
粋
常用漢字
中学
部首:⽶
10画
“醇粋”で始まる語句
醇粋味